棒でボールを打つClusterワールドをアップロードしてMetaQuest2で体験する

この記事では、前回でUnity上で作成した棒でボールを打つワールドを、Clusterにアップロードした後、MetaQuest2からCluster(AppLab)を起動してマイワールドからVR上でボールを打てることを確認した。

前回の記事は以下を参照してください。

準備
ワールドをアップロードするために必要なワールド紹介用の画像を用意しておく。

ワールドをClusterにアップロード

ワールド“ball and bar”のUnity画像で、上部メニューから「Cluster」→「ワールドアップロード」をクリック。

ワールドアップロードのウィンドウが開く。

(余談)今回の記事には関係ないのだが、以前はこの作業時にClusterアカウントから取得した“アクセストークン”をコピー&ペーストしたのだが、今回はアクセストークンの取得なしで、このまま作業を続行して実施できた。

ウィンドウ左側のボタン列から、ワールド[新規作成]ボタンをクリック。

新規ワールド(この時点のワールド名はNew World)の登録画面となる。
ワールドのアイキャッチ画像は準備で作ってある。
[画像の選択]ボタンをクリック。

「画像を選択」ウィンドウが開くので、デスクトップに置いた画像を選択して[開く]ボタンをクリック。

アイキャッチ画像が登録された。

ワールド名”と“ワールドの説明”(青枠)を入力して[変更を保存]ボタンで登録。
変更されたら[‘ball and bar’としてアップロードする]ボタン(赤枠)をクリック。

“ワールドをアップロードする”ことの確認ウィンドウが開くので[アップロード]ボタンをクリック。
アップロードが開始されるので待機。
終了すると自動的にClusterサイトのマイコンテンツ・ワールドページが表示される。

マイコンテンツ・ワールドページには、“ball and bar”ワールドが追加されている。
成功。

Unityに戻るとウィンドウにはアップロード成功が表示されていた。
上部メニューから「File」→「Save」で保存。
そしてUnityは終了。

MetaQuest2でワールド確認

続いてMetaQuest2でのワールド挙動の確認を行う。

MetaQuest2起動
画面下部メニューから「Cluster(AppLab)」のアプリアイコンをクリックして起動。
いつものように“アップデートがあります”ウィンドウが表示されるので、[今すぐアップデート]ボタンをクリックして、しばらく待機するとClusterが起動する。

いつもの様に順に[はじめる]→[OK]→[PLAY!]をクリックしてCluster Homeに移動する。

マイワールドに移動
コントローラーの[Y]もしくは[B]ボタンを押してメニューを表示する。
メニュー下部にある[マイワールド]ボタンをクリック。

マイワールドウィンドウで、先ほどアップロードした「ball and bar」ワールドをクリック。
開いた「ball and bar」ウィンドウで、右上の[遊びに行く]ボタンをクリック。
MetaQuest2版Cluster開始画面となるので[PLAY!]ボタンをクリック
すると、ボールと棒が設置されたワールドに移動した。

ワールド体験
棒に近づくと、棒が青く縁どられた。
コントローラーの中指ボタンを押すと、棒は手に持たれた。

ボールの後ろに棒の先をセットして、後ろに引いて・・・ボールを打つ!

ボールはポーンと上にあがって床の端の少し先に落ちていった

ボールが飛んでいく角度や強さは一定なのだろうか。あるいは衝突時の物体同士の状態で変化するのだろうか。
一度、コントローラーの中指ボタンを離して棒を置いた後、もう一度中指ボタンを押して棒を持ち直す。

棒を振ってボールを打つと、ボールは先ほどよりも勢いよく、遠くの方まで飛んでいった。そして床下の高度まで落ちたところで消えた。

打ち損ねて、ボールの上部を叩いた時には、ボールは低く転がっていった(トップボール)。
衝突の仕方によってボールの飛び方は変わる。
ちゃんと物理法則が働いていることが分かった。

MetaQuest2のVRでも、物理法則が働くワールドが作成できていることが確認できたので今回はこれで終わりにする。

終了
右コントローラーの[O](オキュラス)ボタンを長押ししてclusterウィンドウを開き、[閉じる]ボタンをクリックして終了。

棒でボールを打つワールドをClusterCreatorKitで作成することができた。
装飾をカッコよく作ればバッティングセンターみたいなワールドとなりそうだな。

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